3月 28th, 2010


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3月 10

タイでの農業を見学してきました。

昨日は縁があってタイの農場を見学させてもらいました。今の仕事は農業とは全く関係ないですがタイでやられてる他分野の話を伺うのはタイでマネジメントをする上でとても勉強になりますね。タイの人がやられている農家とは時々接する機会があるので話は伺がったことがありますが、今回は日本人がやられている農家でしたのでまた違った視点からの話しが伺えました。

農場の場所はバンコクから北へ約1時間半くらいの場所です。ご案内いただいたのは在タイ25年の日本人の方で苦労話から裏話までいろいろと。タイに長くいるとタイのグチを言う人になっちゃう場合があるのですが前向きにタイ人と向きあっておられとても好感が持てましたよ。

今回ご案内いただいたのは下記の3つ。

  • 野菜(トマト、ピーマン、オクラetc)
  • 魚の養殖(プラーニン、プラーイソップ、ナマズetc)
  • 植林(ユーカリ)

土地は約20年前に購入されたとのことですが当時は情報量が少なく農業に適さない土地を買ってしまったとのこと。元々は土が重粘土と呼ばれる野菜が育たない粘土の上に塩分が強かったため、野菜が育つような地盤に改良するのに試行錯誤しながら15年もかかったそうです。長いですね、タイで農業をやるには相当な覚悟が必要だぞ!とのことです。気軽に農業をやりたいとか言えないですね。。。

タイの土(北の方はわかりませんが)は塩分が強いようで今でも塩分が凝固した白い粉が土の上を薄く覆っていました。

オクラ畑

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野菜の次はユーカリの植林を見にいきました。ユーカリの木というのは塩分、暑さに強く、土壌の悪い土地でも比較的問題なく育って管理も容易とのことです。苗から1mくらいに育つまでをツルなどの雑草から守れば後はあまり管理が必要ないそうです。2列づつキレイに並べられていて、土手が掘られて水が流れています。5年経ったら伐採して売却、同じ株から3回取れるそうで(仕組みはよくわかりませんが)計15周期でやっていけるとのことでした。用途はパルプ(紙)として使われるそうです。

ユーカリ 2.5才

ただ、良いことばかりではないようでユーカリを育てていてすごく困ることがあって、それは火事とのことです。タイの田舎では牛がよく放し飼いで飼われているのですが、牛が食べられなくなった古い雑草は火をつけて燃やしてしまうそうです。燃やすとまた新しい雑草が生えてきて牛のエサになるそう。そのための火が燃え移って火事になってしまうということですね(怖)実にいい迷惑ですがタイでは割と普通のことらしいですが日本ではどうなんでしょう。これから防ぐために上の写真のように土手を掘って水を流しているんですね。火事はいつ起こるかわからないのでこの時期(乾季)は落ち着いて寝ていられないとのことでした。うーん、大変だ。

敷地境界ギリギリまで火事が来てます

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次は魚の養殖場を見学させていただきました。元々はエビの養殖をやられていたそうですが、エビ泥棒が多かったり、エサ代が結構かかるので魚に切り替えたとのことです。魚はプラーニン(タイでよく食べられる魚)がメインで、プラーイソップ(鯉)、ナマズ等がいるそうです。残念ながらちょうど2トンほど水揚げした後でしたので魚の量は少なかったようです。水は近くの川から引っ張ってきていました。魚の池をやるにはまず穴を掘って水を入れてから大量の豚糞を投げ込んでおくそうです。徐々に豚糞によってプランクトンが増えてくるので、池の水が緑色に変わったら魚を放流して良いそうです。川の水そのままだと、プランクトンや酸素が少なく魚を放流しても死んでしまうそうです。下の池くらいの規模で半年~1年ほどかかるそうです。

魚の養殖池

河川からの水を吸い上げるポンプ

いろいろと話しを聞きましたがやはりタイの人の文化や考え方を認めながら協力を得られるかが、日本人が農業をやっていく上で重要とのことで、これはどんな職種でも同じですね。いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。

※ちなみに魚と言ったら釣りでしょう、ということで2時間ほど養殖池で釣りをさせていただきましたが自分はボウズ、、、無念!